これで3回目になります、「二十歳の原点」です。
いつもの劇場でしたが、配置が90°違っていたので、それだけで新鮮でした。
前回撮った物は、最初の舞台の写真とほんと似ていたので、今回は何時もよりアクティブに舞台の中を動き回り、アングルを変えてみましたが、そんな私に役者さんも驚いていました。
オフィス再生の舞台では、いつも照明をされている若林恒美さん。今回も格好いい照明で、写真を助けてくれました。
私が写真を撮らせてもらうときは、良い光を探してシャッターを切ります。
劇の内容よりもそちらが優先なので、演技に力が入っていて良い表情だと思っても、光が良くないと思うと押すのを躊躇います。
それでも若林さんの照明は変化に富んでいて面白いです。
と言う事で、写真何枚か紹介します。
カテゴリー: 舞台
岸上大作全集全一巻
オフィス再生の舞台「岸上大作全集全一巻」、学生運動をテーマにした一連の作品で今回のこれが完結編と位置づけているとの事です。
「今、ぼくが死んだら、世界は何か変わるだろうか?」
岸上大作も若くして自ら命を絶った青年の一人です。
若い命が思う自分の価値、生まれて来た意義、生きて行く意味、 難しい題材です。
たとえ今日、総理大臣が死んだとしても、世界の、世の中の大きな流れは変わらないんでしょうが。
「今、生かされている事の幸運」の意味を考える事の対極にある事柄か、それとも同じ方向を向いている物なのか・・・
一週間前になりますが、またお邪魔して来ました。
ドタバタしていて、アップするのが遅くなってしまいました。
読書劇、と言うくらいなので、読書している人が主役??とすれば、今回の演出は机に座っている役者さんが舞台の一番前にいたので、俯いた顔もとても撮り易く、助かりました。
(前回の「二十歳の原点」は、一番奥にもだったので俯いた所は難しかったぁ)
では、何枚か写真紹介します。
また次回も楽しみにしています。
2014二十歳の原点
先月も撮影させてもらった、オフィス再生の公演に今月もお邪魔させてもおらいました。
今回の演劇は昨年も発表された「二十歳の原点」です。
高木さん(オフィス再生)が再演されるのは、初めてだそうです。
1969年6月24日未明、女子大生が、二条駅〜花園駅間の山陰本線で上り貨物列車に飛込み死亡。
20歳の誕生日から自殺にいたるまでの内面の葛藤を綴った日記が、このタイトルで出版されました。
それを舞台劇にしたのがこの作品です。
と、紹介はこれくらいで、写真について語ります。
写真について語ると言っても、写真の出来がどうこうではなく、同じ作品を撮らせて頂いて気付いた事。
いつもの様に二百数十枚の写真の中から、ブログに載せる物を10枚ちょっとセレクトして並べてみました。
「去年載せたのはどんな写真だったかなあ」って昔のブログを見直すと、
似てる写真が有るは有るは。
自分のセレクト思考が固まっているのか、撮影自体が同じ撮り方になっているのか、
ちょっと、ショックでした。
殻を破るって事は、結構脳みそ使ってしないと出来ない事かもしれません。
今回はそのセレクトした物を、まんま載せてみます。
お暇な方は、前回の「二十歳の原点」も覗いてみて下さい。
スーザン・マルガレータ・ブラント
オフィス再生、高木さんの公演のゲネプロにお邪魔し、写真を撮って来ました。
これで5回目です。
いつも哲学的な話ですが、今回はその中でもストーリーが分かり安かった様な・・・
、と何時もの如く曖昧な事しか言えないですが、演出、照明は凝っていました。
明日(日付が変わって今日ですが)2日目の公演でもお邪魔させて戴き、今度はライブ配信して来ます。
昔、知人の舞台を何度か観に行きましたが、やっぱり面白いもんです。
何年か前に新橋に歌舞伎を観に行きましたが、そこまで大きな会場ではなく、
小規模舞台の、演劇ブームが来そうな気がするのですが、、、どうでしょうか。
「スーザン・マルガレータ・ブラント」
2014年5月23〜25日 APOCシアター(小田急線 千歳船橋駅徒歩1分)
でやってます。
テロならできるぜ
今年3回目になる「オフィス再生」さんが主催する舞台、「テロならできるぜ」を見て来ました。
今回は、ゲネプロで写真を撮り、本番も見せて戴きました。
右翼だった(その前は左翼だった)故見沢知廉さんの原作で、本番前のプレトークで故人の話を伺いましたが、ポジティブトーンの話に非日常の舞台と重なって、思想を重視する発想に取り込まれて行く様でした。
初めて写真を撮らずに見せて戴きましたが、それでも「あっ、このシーンはこっちから撮れば良かった!」とか、ついつい考えてしまいます。
一番後ろの席から見ていたので、視点が変わった所為もあるかもしれませんが。
右左は置いといて、楽しく拝見させて戴きました。
祝 2020年夏期オリンピック、東京開催決定!!
二十歳の原点
暗室の窃視者
正義の人びと
舞台を見に行きました。
先日、プロフィール写真を撮ったのがきっかけで、脚本家の高木尋士さんと知り合い、今回の舞台「正義の人びと」の友情出演ならぬ、友情撮影をする事になりまして。
革命の話でシリアスな内容で、サブタイトルにも ~神の裁きと決別するための残酷劇~「今、ぼくが死んだら世界は何か変わるだろうか」とあります。
正直なところ、暗い場内で写真を撮るのが精一杯で、難しい言葉や内容は全く耳に入ってこず、さっぱり理解出来ていません。
ただ、連呼していた「今、ぼくが死んだら世界は何か変わるだろうか」だけが耳に焼き付いています。
写真を撮る人間の言う事ではないかもしれませんが、こう言うものはやっぱり、じっくり見るものですね。
花火を撮る時もそうですし、前にグランドキャニオンに沈む夕日を撮った時も、周りに居る膝を立てて座っているカップルや家族連れが、夕日と共にゆっくりと流れる時間に浸っているのをみて、せわしく写真を撮っている自分が滑稽に感じたことを思い出します。
でもまぁ、良い写真が出来上がると、それもまた喜びの一つではあるのですが、、、